夢幻〜まぼろし〜
「ゆめまい」と読みます。
古き時代に「大和」と呼ばれる国があり、独特の文化を持つ国の物語の序章です。
「がくうた」と読みます。
大和の民たちにとって音楽とは名の通り楽しむ為のものであり、生活にも根付いているほどかけがえのないものであった。
「かぐら」と読みます。
楽唄の中にも特別なものがあり、国を守っている神に唄と共に捧げられるものがあった。それが、この神楽です。
「あずまのおとぎうた」と読みます。
楽唄や神楽のほかにも、いくつもの唄が存在しました。それをこの曲でお聴きいただきます。
「むげんのむら」と読みます。
光も届かないほど森の奥深くに一つの村がありました。外界とは隔絶されたその村は、大和の民たちからは、夢か幻のような村だ、と言われていました。
「きょう」と読みます。
大和には村などがたくさんあったが、他にないほど一際大きく、活気のある都がありました。
「ほむら」と読みます。
人の崇める神々の中で、火を司る神がいました。炎をまとい、自在に操るその神は「焔」と人々から呼ばれていました。
遥か昔に存在した「大和」。その国に息づいていたものは今も心に受け継がれています。
そして最初の旋律に戻り、物語は終わりをつむぎます。
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